ある小さなスズメの記録(クレア・キップス著)

2011年07月15日

1940年ロンドンにすざましい空襲が始まった頃

クレアは玄関の前に数時間前に生まれたとみられる小鳥を見つけた。

彼女の懸命な看護で小鳥は生き返り

三日目、目が開きクレアを母親と認識してから

12年間彼女とすごした小さなスズメの記録である。

クレアはもちろん成長したのち放す予定であったが

スズメは羽が扇状に変形しており足も片方内側に曲がり

飛ぶ事が出来ず家で飼う事にヒヨコ

スズメはクラレンスと名付けられた。彼はとても賢く聡明で

空爆で不安に陥った子供たちに芸を見せて人気をはくし

元々プロのピアニストのクレアが毎日ピアノを弾く時

彼は左手の上に乗って一緒に歌うようになった本

クラレンスが特別なのかもしれないがスズメがこんなに感情豊かで

聡明な生き物だとは思いもしなかった肯く

イギリスのスズメはハウススパローで日本のスズメはツリースパローらしいぬふりん



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Posted by 家守 at 00:53│Comments(0)読書
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